日本社会福祉学会　第58回秋季大会　報告要旨集【自由研究発表　「歴史」】

【自由研究発表Ａ】　10月9日　10：00～12：30　北館６Ａ教室
【司会者】　木戸　利秋（日本福祉大学）　【コメンテーター】　大友　昌子（中京大学）

時間	発表者	演題	ページ
10：00	西崎　緑	アメリカ社会事業史におけるホイットニー・ヤングの位置づけ　－公民権運動と専門社会事業－	94
10：25	片山　貴夫	石井十次と「社会主義」との出会い	96
10：50	梅木　真寿郎	大林宗嗣における女性福祉論　－女性解放に向けた女子教育・婦人労働のあり方について－	98
11：15	赤岩　保博	ショファイユの幼きイエズス修道会の明治14年度活動報告書　－明治初期のカトリックによる社会活動の一背景－	100
11：40	嶺山　敦子	久布白落実と婦人参政権獲得運動　－1920年代を中心に－	102

【自由研究発表Ｂ】　10月10日　09：30～12：00　８号館８２０教室
【司会者】　二本柳　覚（日本福祉大学）　【コメンテーター】　菊池　義昭（東洋大学）

時間	発表者	演題	ページ
09：30	田中　利宗	山形県下の方面委員会および講習会等について　－大正14年から昭和16年を範囲として－	104
09：55	中村　英三	信州善光寺大勧進養育院の社会的意義　－明治初期の救貧事業の生成と地域力－	106
10：20	長谷川　真司	助成実績からみるインターミディアリー（資金仲介組織）としての恩賜財団慶福会　－原田積善会からの助成の意義と役割－	108
10：45	岩本　裕子	ボランティアコーディネーションの変遷に関する一考察　－大阪市社協と大阪ボランティア協会の関係発展プロセスに着目して－	110
11：10	白瀨　由美香	英国におけるホームヘルプ事業の展開　－1948～74年の医療・介護の関係をめぐる検討－	112

【自由研究発表Ｂ】　10月10日　09：30～12：00　８号館８２３教室
【司会者】　杉山　博昭（ノートルダム清心女子大学）　【コメンテーター】　永岡　正己（日本福祉大学）

時間	発表者	演題	ページ
09：30	野口　友紀子	戦前期社会事業論の系譜　－大正半ばから昭和初期を中心に－	114
09：55	平田　勝政	１９２０年代のハンセン病問題と社会事業（第５報）　－治療解放主義の系譜(楽生病院)の検討－	116
10：20	寺脇　隆夫	法制定後、福祉事務所制度が発足するまでの難航　－社会福祉事業法の公布（1951.3）後に何があったのか－	118
10：45	西田　恵子	戦後混乱期の養老院・養老施設にみるララ救援物資の実態	120
11：10	板倉　孝枝	英国チャイルド・ケア・ポリシーにおける里親委託の優先に関する一考察　－戦時疎開における家庭委託の歴史的意義－	122

【自由研究発表Ｃ】　10月10日　14：00～16：30　８号館８２０教室
【司会者】　野口　友紀子（長野大学）　【コメンテーター】　金子　光一（東洋大学）

時間	発表者	演題	ページ
14：00	菊池　義昭	岡山孤児院の里預制と里親地区の形成の考察　－葛城村国ヶ原での里親の専門性とネットワーク形成を中心に－	124
14：25	佐々木　光郎	少年教護法のもとでの「学科」の実態について	126
14：50	益田　幸辰	小河滋次郎の児童保護思想形成における留岡幸助の影響について　－明治30年以前を対象として－	128
15：15	中嶌　洋	昭和30年代の家庭養護婦派遣事業運営研究集会における組織化と展開　－研究内容と実践方法の検証－	130
15：40	和田　典子	乳幼児健診の起源と乳幼児保護事業の展開　－大阪児童愛護連盟の「赤ん坊審査会」の展開と乳幼児保護運動－	132

【自由研究発表Ｃ】　10月10日　14：00～16：30　１５号館１５１３教室
【司会者】　柏原　正尚（日本福祉大学）　【コメンテーター】　岡田　英己子（首都大学東京）

時間	発表者	演題	ページ
14：00	堀口　久五郎	政策概念としての精神保健福祉の形成　－「定義」規定の位相－	134
14：25	宇都宮　みのり	精神病者監護法下の「精神病者」対策の検証　－内務省の「院外保護」構想分析－	136
14：50	倉石　一枝	明治初期における健康概念の形成過程　－養生から健康へ－	138
15：15	下司　優里	第二次世界大戦前カナダ・オンタリオ州立「精神薄弱」者施設における　コミュニティ復帰の指向	140
15：40	鳥羽　美香	戦前期　浴風園史研究２　－昭和初期における老年性精神病の２事例と処遇－	142