【対面・オンデマンド】
10月26日(土) 14:15~16:45
テーマ:生活不安定層への新たなセーフティネット
【趣旨】
社会変動やパンデミックを経て顕在化した、従来の制度のひずみへの対応が急務の課題となっている。縦割りの制度の弊害が明らかになり、生活不安定層(女性、若者、フリーランス、自営業、非正規労働者、外国人、犯罪をした者など)が抱える困難や課題が顕在化されつつある。このような現象に対して、人権や自立と連帯、社会的正義、ウェルビーイングなどが語られてきたが、そうした原理にもとづく政策・実践とはどのようなものであるのか。今日、政府は生活保護法と生活困窮者自立支援法の在り方、孤独・孤立対策などの検討を進めているが、果たしてそれらが効果的な対策となり得るのかを検証する必要がある。そこで本シンポジウムでは、様々な側面から生活不安定層への新たなセーフティネットについて検討し、現代における社会福祉の本質に迫ることがねらいである。
【基調講演】
宮本太郎(中央大学教授)
「生活不安定層への新たなセーフティネット」
【シンポジスト】
石川久仁子(大阪人間科学大学准教授)
垣田裕介(大阪公立大学教授)
川島ゆり子(日本福祉大学教授)
【コメンテーター】
宮本太郎(中央大学教授)
【コーディネーター】
山田壮志郎(日本福祉大学教授)
※敬称略