第1日目 9月10日(土) 会場:佛教大学 紫野キャンパス
- テーマ:
- 研究者としての自己形成史」から学ぶ社会福祉研究の基礎と方法
―われわれは、なにを継承しなにを発展させるべきか―
いまの若手研究者、若手院生の多くは、戦後社会福祉研究の基礎をつくり発展させてきた第一人者の研究者(先生方)から直接、指導を受ける経験をもったことはないであろう。多くの先達が故人となられた。また大学を退職され、大学院での指導から離れられているからである。
しかし、戦後社会福祉研究をここまで発展させるために尽力され多くの功績を残された先達から、研究者としての自己形成史をお聞きし、研究の基礎や方法、研究上の「出会い」、議論の作法などを学び、社会福祉研究とはなにか、その本質を学ぶことがいまほど重要な時期はないのではないだろうか。
そこで、以下の先生方から「研究者としての自己形成史」をお聞きし、若手研究者がなにを継承すべきか、考えていただく機会としたい。また若手研究者から率直な意見・質問を出してもらい、自由な討論を行いたい。質問・討論は固くならず、自由で明るい雰囲気で進めたい。
【話題提供者】
- ソーシャルワーク研究の立場から
須藤 八千代(愛知県立大学名誉教授) - 貧困研究の立場から
川上 昌子(聖隷クリストファー大学社会福祉学研究科教授)
※敬称略