日本社会福祉学会第73回春季大会(2025年度)開催概要

大会テーマ:マンパワー不足の中の社会福祉

1 趣旨

 全国的に社会福祉の現場の人手不足が報じられている。地方自治体や社会福祉協議会などでは、欠員補充の求人が後を絶たず、人手不足は介護事業者の倒産の一因とされている。また、地域福祉の重要な担い手である民生委員も欠員が生じている。人口減少社会においては、これまでの仕組みをそのまま維持することできない。その一方で、社会福祉の現場では、複雑化するニーズに対応できる人材を必要としている。「効率性」、「合理性」、「生産性」が強調される中で、従来の社会福祉の価値と矛盾しない形での取り組みは可能なのか。
そこで今大会では、マンパワー不足の状況下における人の再配置、人に依存しないシステムの導入などの取り組み現状と課題を、「規制緩和」や「テクノロジー」の視点を含めつつ、考える機会としたい。

2 主催

一般社団法人日本社会福祉学会

3 日時

2025年5月25日(日)13:00~17:40

4 会場

立教大学 池袋キャンパス

  • 対面開催(参加申込者に限定して録画データを後日公開します)

5 対象

一般社団法人日本社会福祉学会会員及び会員以外の方でテーマに関心のある方

6 参加費

1,000円

  • 学生(大学生・大学院生)無料
  • 領収書(PDF)はシステム上からご自身でダウンロードしてください。

7 プログラム

開会挨拶
13:00 日本社会福祉学会会長
講演
13:10~13:50
日本社会福祉学会 2024年度学術賞受賞者講演
『子どもの「貧困の経験」-構造の中でのエージェンシーとライフチャンスの不平等』
大澤真平(札幌学院大学)
14:00~14:40
日本社会福祉学会 2024年度学術賞受賞者講演
『ジョージ・ミュラーとキリスト教社会福祉の源泉-「天助」の思想と日本への影響』
木原活信(同志社大学)
休憩
14:40~15:00
シンポジウム
15:00~17:30
テーマ「マンパワー不足の中の社会福祉」
【シンポジスト】
中島 修(文京学院大学)
尾林和子(東京聖新会/ダブリン大学日本研究センター)
室田信一(東京都立大学)
【コメンテーター】
所 道彦(大阪公立大学)
【コーディネーター】
所 道彦(大阪公立大学)
閉会挨拶
17:30 日本社会福祉学会副会長
終了
17:40

8 参加申込み方法

システム参加申込締切(クレジットカード):5月25日(日)
システム参加申込締切(郵便振替):5月 7日(水)
大会参加費納入締切(郵便振替):5月 7日(水)

  • 申込完了後、申込完了通知メールが配信されます。参加費納入先は郵便振替口座です。
    口座情報は申込完了通知メールに記載されていますので期限内に振込を完了してください。
    郵便振替用紙の通信欄には、受付番号を記入してください。
    お振込費用はご本人様負担となりますので、予めご了承ください。
    参加費の振込を持って、正式な事前参加申込手続き完了となりますので、振り込み期日の厳守をお願いいたします。

9 問い合わせ先

一般社団法人日本社会福祉学会大会ヘルプデスク
〒162‐0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
TEL:03-6824-9385 FAX:03-5227-8632
E-mail:jssw-spring[at]conf.bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)