第60回秋季大会
- 会期：2012年10月20日（土）･21日（日）
- 会場：関西学院大学 上ヶ原キャンパス
大会テーマ
日本社会の再生と社会福祉学の役割
－人・地域・制度のつながりにおける社会福祉の領域と境界－
NEWS
- 2013年3月14日pdf版 報告要旨集(78.2MB)を公開しました。
- 2012年10月22日第60回秋季大会は盛会のうちに終了しました。ご参加および学会成功にご尽力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。
- 2012年10月9日 大会参加の事前申込受付を締め切りました。これから参加を希望される方は、大会当日、受付にて参加申込および参加費のお支払をお願いします。
- 2012年9月27日 大会事務局通信4号をご覧ください。
- 2012年9月27日 大会プログラムおよび報告要旨集を公開しました。
- 2012年9月10日 障害のある会員の会場アクセスについて
こちらをご覧ください。 - 2012年9月10日 【要約筆記・託児サービスについて】
既にご案内しているように、いずれともに当日になってのお申し込みについては、人員確保の関係上、対応は出来かねます。誠にご不便をおかけしますが、どうか事情をご理解賜りますようお願い申し上げます。 - 2012年9月10日 大会プログラムを公開しました。
・口頭発表Ａ
・口頭発表Ｂ
・ポスター発表Ａ
・ポスター発表Ｂ
・特定課題セッション
発表者の方はこちらをご確認ください。 - 2012年9月4日 事前申込・参加費払込締切を9月7日（金）まで延長しました。
- 2012年9月4日 9月10日（月）大会プログラム（PDF版）を公開します。
- 2012年8月30日 大会事務局通信3号をご覧ください。
- 2012年8月1日 大会事務局通信2号をご覧ください。
- 2012年4月20日 大会事務局通信1号をご覧ください。
- 2012年4月20日 オンライン登録が困難な方の参加登録FAXフォーマットのダウンロードは こちらから。
- 2012年4月16日 ワークショップ３「コミュニケーションラボ体験」のお申し込みは、4月20日（金） am9:00より受け付けます。先着24名様限りです。参加申込要領のページよりオンラインシステムにてお申し込みください。
- 2012年4月16日 大会発表申込み、および大会参加申込を開始致します。
- 2012年4月16日 第60回秋季大会開催案内を送付いたしました。2週間経ってもお手元に届かない場合は、事務局までお問い合わせください。
- 2012年4月16日 第60回秋季大会のホームページを公開しました。
大会開催に向けて
日本社会福祉学会 第60回秋季大会 大会長
関西学院大学 芝野松次郎
この度、関西学院大学上ケ原キャンパスにおきまして日本社会福祉学会第６０回秋季大会を開催するにあたり、歓迎のご挨拶とご案内を申し上げます。
関西学院大学人間福祉学部は４年前（2008年）に誕生した新しい学部ですが、６０年になんなんとする本学社会福祉教育の伝統を継承する社会福祉学科に加え、新たに地域福祉や国際福祉の問題解決に貢献する社会起業学科、そして心身の健康の向上に貢献する人間科学科とを設置し、スタートいたしました。キリスト教主義教育に基づく人への思いやり、広い視野と高度な問題解決能力を身につけた人材の育成に努めております。
さて、第６０回秋季大会は、その総合テーマを「日本社会の再生と社会福祉学の役割」といたしました。共生社会の再生は、今日の社会福祉学にとって大きな課題となっています。社会福祉学は、社会の再生を研究することを通して、高齢者福祉、障害者福祉、児童家庭福祉などにおいて、深刻化し複雑化するさまざまな問題の解決を図ろうとしてきました。折しも、昨年３月１１日に東日本を襲った大地震は、直後の津波によって多くの尊い命を奪い、原発事故は多くの人びとの生活の場をも奪いました。人びとの生活と社会の仕組みが根底から崩れたと言えます。震災後、１年が経過した今もなお多くの人びとが苦しんでおられます。復旧・復興を越えた社会そのものの再生を必要としているのです。東日本大震災と原発の事故は、被災地に留まらず、共生の基盤が失われた日本の社会全体の再生のあり方を、今一度根本的に見直すことを求めています。そして、こうした社会の再生における社会福祉学の役割もまた問われています。本大会では、これまで積み上げてきた社会福祉学の知と技を、日本社会の再生において如何に活用し、また新たな知と技を如何に蓄積し、役立てて行けばよいのかについて、さまざまな角度から考えたいと思います。
関西学院上ケ原キャンパスは、大阪の西に隣接する西宮市の中南部に位置しています。六甲山に連なる甲山の麓に広がる自然豊かな地に、スパニッシュミッションスタイルで統一された建築群が配された人にやさしく美しいキャパスです。阪神間モダニズムを継承するキャンパスを満喫していただきながら、心置きなく研究成果の共有と社会的交流をしていただけるように、教員、スタッフ一同、励んで参りたいと思っております。多くの会員のみなさまのご参加をお待ちしております。
