第59回秋季大会「東日本大震災特別企画シンポジウム」
開催のご案内
「提言:震災で問われる社会福祉学の役割 ―原理と実践の探究― 」
■日時:2011年10月9日(日)9:30~12:00
■場所:淑徳大学千葉キャンパス 5号館201教室
■趣旨:
2011年3月11日に起こった「東日本大震災」という未曾有の大規模地震災害を受けて、日本社会福祉学会は、社会福祉学の視点から学術的に問題提起していくことが社会的責務であると考え、第59回秋季大会において、開催校である淑徳大学との共催で「東日本大震災特別企画シンポジウム」(企画「東日本大震災特別企画委員会」)を開催することになりました。
今回のシンポジウムでは、被災地の各現場で救済・支援活動に関わっておられる福祉関係者・福祉研究者の方々をお迎えし、下記のテーマで議論を展開する予定です。
(1)復興・復旧に向けた公的部門、民間部門の実践活動を検証し、地域を基盤とする福祉サービスの多元化のあり方について探究する。
(2)大震災によって多くの生活課題に直面した被災者の方々のニーズと、福祉サービス(社会資源)との関係性を理論的に検証する。
第59回秋季大会のテーマである「ソーシャルワークの本質を考える―原理的な問いと実践力を創り出すもの―」を念頭に、本シンポジウムにおいて、被災された地域の方々の一助となる学術的な提言ができればと考えています。皆様のご参加をお待ちしております。
■時間・内容
9:30~9:35 開催の辞
日本社会福祉学会 会長 白澤 政和[桜美林大学大学院]
9:35~10:50 シンポジウム(報告時間 各15分)
【シンポジスト】
南方 順一郎 氏[仙台市健康福祉局保険高齢部高齢企画課保険高齢部アドバイザー]
志田 聖一 氏[岩手県大船渡市社会福祉協議会課長補佐]
早坂 聡久 氏[社会福祉法人柏松会 特別養護老人ホーム柏松苑 施設長]
菅野 道生 氏[東日本国際大学]
稲垣 美加子氏[淑徳大学]
10:50~11:00 休憩
11:00~11:55 質問に対する回答、全体討議、まとめ
* コーディネーター 東日本大震災特別企画委員会委員長 金子 光一[東洋大学]
11:55~12:00 閉会の辞 第59回秋季大会長 長谷川 匡俊[淑徳大学学長]