韓・日大學生の老人に對する知識に關する研究
○ 嶺南大学 李 在謨(韓国社会福祉学会会員)
崔 正浩(嶺南大学非常勤講師・韓国社会福祉学会会員)
キーワード: 《老人に對する智識》 《高齡化社會》
1.研究目的
本研究は,韓・日両國の大學生を對象として老人に對する知識を比較分析することに目的がある。具體的な研究課題は次の通りである.
一つ, 両國大學生の社會人口學的特性はどのような差異があるのか.二つ,両國大學生の老人に對する知識はどのような差異があるのか.
三つ,社會人口學的特性によって両國大學生の老人に對する知識はどのような差異があるのか.このような研究は,儒敎文化を共有してき
た韓國と日本における韓國よりは先に高齡化社會を經驗した日本の大學生と韓國の大學生の調査結果を比較することは韓國の高齡化社會における
老人問題解決に基礎資料を得ることで意義がある.
2. 研究視點と方法
本研究の對象は韓國の大邱地域と日本の大阪地域にある4年生大學に在學している大學生343名を 分析對象とした.
資料收集は構造化した設問紙を利用して韓國は2008年3月一週, 日本は2008年4月一週に 各自國語で實施した.
資料分析は調査對象者の一般的特性をしるために頻度分析を實施して, 集團間の差異を比較するために技術統計を使用して平均と
標準偏差を算出した後,
t, F および χ2檢證をした. 集團間平均差の有意性を檢證するために一元變量(ANOVA) 分析をした後, Tukey檢證を實施した.
3. 倫理的な配慮
本研究は倫理的な配慮として調査結果は統計的に處理し、研究以外の目的には使わないことを文書で説明し、應答者の同意を得た。
4. 研究結果
研究結果は一つ, 人口社會學的特性別差異を見ると, 韓國と日本における祖父母生存率は韓國より日本が高かった.
祖父母と同居比率は日本より韓國が高くなっている. 自願奉仕經驗に對しては日本の大學生が韓國の大學生よりもっと高くなっている.
二つ, 韓國と日本の大學生の老人に對する知識差異を分析してみた結果,
韓國の大學生 7個問項で高い正答率を表している. 日本の大學生は11個の問項で高い正答率を表しているし,
日本の大學生が老人に對する知識が高くなっている. このような?究結果は, 韓國と日本の大學生が老人に對する知識に差異があることを表して
いる.
表 1. 調査對象者の一般的特性
表 2. 韓・日 大學生の老人に對する知識